1000年後へのブログ 氷河期世代のとらわれない暮らし

ある氷河期世代の、常識や過去の経験にとらわれない、暮らしいろいろを題材にしたブログです。

心の術の使い方・・・6






『その3』


では何故思考が現実化するか、「目標・夢」を明確にすることで、それに見合った「環境・状況」が作り出されるのか、それを「理屈」で理解しなくてはならない。


そしてそれには、思考を生み出す「        」の仕組みを理解すること。






 「心の仕組みを把握する」



「思考は限りなく100パーセント現実化している」



それが現実なのだから、それを踏まえて、自分の思考の内容をポジティブなものにした方が、自分にとって得。



納得していただいたところで進みます。



では何故思考が現実化するか、「目標・夢」を明確にすることで、それに見合った「環境・状況」が作り出されるのか、それを「理屈」で理解しなくてはならない。



『その3』


そしてそれには、思考を生み出す「 自分の心 」の仕組みをまず理解する必要がある。


のです。






まず、

『その4』

心には「    意識」 と 「    意識」があるということを理解すること。






『心の仕組み』


《アウターマインド(外の心)》      

・普段の意識、自我、エゴ          
・外の世界を見て「願い」を考える      
・自由な役者                
 
・つまり、「 実在意識 」 


        


《インナーマインド(内の心)》


・深層心理(「心で撃て!」の時の心」
・自分の考えはない
・「願い」を叶える裏方



・つまり、「 潜在意識 」







つまり、

『その4』

さらに心には「 実在意識 」 と 「 潜在意識 」があるということを理解すること。




人によっては第3の存在として自律神経的な働きを担う「ディーパマインド(深い心)」を入れてきたりもします。



ただ「心」という言葉が何を指すかは、文化によってまちまちなので、今は大体で考えてください。








それほど違和感はないと思います。





胡散臭い、


「潜在意識」


という言葉が出てきたことを除いては。





ですので、



『その4』

心には「 実在意識 」 と 「 潜在意識 」があるということを把握すること。




それのためには、



『その5』

まず(胡散臭い)「 潜在意識 」の存在を確信しなくてはならない。




のですね。




普通の人はそれすら信じていないというか、拒絶するので。








人はかなり簡単なことでも、慣れない動作を行う場合は、「実在意識」を使って「意識的に」行動します。


初めて携帯で文字入力をした時のように。


「あいうえお、お。は、は。やゆよ、よ。あいう、う。・・・おはよう」






一方で、歩くことなどは、2足歩行ロボット開発の苦労を見ても分かるように、本来非常に高度な制御が必要な難しいことです。




しかし人間は、意識しなくても「実在意識」を使わなくても、その高度な制御を行っています。


つまり、「実在意識」とは別の何か、その高度な制御を裏で行う「潜在意識」が確実に存在するのです。







少し考えれば不思議じゃないんですが、「潜在意識」という言葉の胡散臭さが、それさえもさせないのです。





実際私も「潜在意識」という言葉を外で見るの嫌ですし。






さえないオッサンが、

「潜在意識をコントロールすることで夢は叶う!」

とか言ってるやつを想像してしまうのでしょう?




言いたいことはわかります。




でも「現実」にはそういう人ばかりではないですから。



私も違うし。






それが判断出来る自信が、自分にありますか?









私がいろんなことに関して、

「目に見える形での体現」




に非常に拘っているのは、こういう話を堂々として、特に精神世界に拒否感を持っている多くの男性に受け入れてもらいたいからです。






ともかく、普段の意識、「実在意識」とは別に「潜在意識」みたいなものが存在することは納得して頂けたでしょう。


無いというのであれば、あなたは「意識して」呼吸をしていることになります。




では、


『その6』


「潜在意識」はとても「     」だということを理解しておく。







歩くことなど、日常動作は非常に難易度の高い動作なのです。


にもかかわらず、「潜在意識」はそれらを正確に、それも超高速でこなしています。





また昔から、


「無念無想の技」


と言うくらいで、戦いの場の様な極めて特殊で意識的な条件においても、無念無想つまり、



実在意識(自我・エゴ)を取り払って、潜在意識に任せる方が良い動きが出来る


(オイゲン・ヘリゲルの『弓と禅』では、「では誰が射るのか?『仏陀』が射るとでも言おうか」という阿波研造範士の言葉を紹介しています。)


その事を、昔から人は知っています。





だから座禅したり、滝に打たれたりして、実在意識を消し、潜在意識を表に出す訓練をしてきたわけです。





というわけで、



『その6』

「潜在意識」は(存在するし)とても「 優秀 」だということを理解しておく。







次は、


『その7』

その優秀な潜在意識を、自分の「        」に使う!と「     」すること!



です。





 「ウォーキングの時代から」


うちの家の前は、ドライブコースでもあり、サイクリングコースでもあり、ランニングやウォーキングのコースでもあります。



サイクリストはかなり多いですね。



そしてウォーキングの人も、老若男女、当たり前のようにかなりの数の人が歩いています。



「健康とか美容のために」



ってことで立ち漕ぎしたり、テクテク歩いておられるのでしょう。






これは凄いことだと私は思います。


30年前は、そんな人は地方にはあまりいなかったですから。





60年前だと殆どいなかったでしょうし、余程の都会でもなければ、危ない人扱いされたでしょう。


私の実家のあたりだと、わずか四半世紀前でもそうでした。





それだけ社会が物質的に豊かになったし、健康、


「身体」


に対する人の意識が変わったということですね。








だから今度は、


「精神」


心に対しても、意識を変えていって欲しいと思うのです。



そして、それが私の役割です。








中学の国語の教科書に、


山本周五郎氏の  『内蔵允留守』(くらのすけるす)


が載っていて、それを読んだとき私は凄くショックを受けました。





「あらすじ」

田舎に隠居している剣の達人「内蔵助」を訪ねた熱心な青年剣士の主人公。

しかし内蔵助は留守。

近所の農家に居候し、農作業の手伝いをしながら内蔵助の帰りを待つ。

その生活の中で心に変化が起き、剣を捨て、就農する道を選ぶ。

居候していた農家の主が内蔵助だった。




「これが自分の生き方だ!」 


と。








でも・・・・


でも・・・・







「オレ特に強くもなんともないんだけど? どうすりゃいいの?」








強くなるあてもない、

このまま生きていてある気もしない。




でも強くならないと、この主人公のようにそれを捨てることは出来ない。



これは遠い道のりだな・・・と、ショックを受けたのです。







それでも、


・地元で出来る範囲で何か始める

・進学で上京のチャンスをつかみ、本格的に始める

・怪我、挫折、就職、病気、上手く付き合い継続する


なんとかなりました。





それで第一段階を達成してみて、


「はて?就農するのが自分の役割か?」


と考えてみると・・・、


そうではなかった。




自分にそっち方面の適正はなかったし、

なにより社会に食べ物、物質は溢れている時代ですから。


(食べ物に農薬とかいろいろ問題があるとされていることはともかく)






それよりも、自分もそうであったように、


「精神の飢餓状態」


そのことのほうが、取り組まなければならない問題、取り組みたい問題だと思いました。



それで今の形態になったのです。







人がここ数十年の間に、身体のケアには意識を向けるようになったように、


「精神」


心に対しても、意識を向けていって欲しい・・・。






あなたは、そういう時代が、来ると思いますか?





私は来ると確信しています。






私がバリバリ現役の頃、20年前。

練習においても、試合においても、


「イメージトレーニング」


にかなりの時間を割いていましたし、強烈な効果がありました。





試合中のイメージだけでなく、


会場までの道のり、挨拶して、バンテージ巻いて、トロフィーを受け取って、でもおめでとうを言ってくれる人はそれほどいなくて、帰りにミスタードーナツで一人祝勝会をして・・・


徹底的に。



その通りになりました。




その頃自分の周囲には、そういう人はいたかな?


今は、どんな競技でもトップの選手は必ず取り入れているでしょう。




でも30年前に、アメリカとかのアスリートはともかく、日本の高校の部活でそんなこと言ったら、


「何言ってんだ、そんな暇あったら腹筋でもやれ!トンカツ食え!」


って言われたでしょうね。






わずか数十年で、変わるものです。



だから、私は精神の時代が来ると確信し、やるぞ!と決意しています。







あなたは、どうですか?





あなたは何をするつもりですか?














『その7』

その優秀な潜在意識を、自分の「 目標・夢の達成 」に使う!と「 決意 」すること!






「決意」がないとダメなんですよ。






目標を叶えられない人の悪癖(中サイズ)が、決意を恥ずかしがって避けることなんです。







うちまで来て、


「筋トレや一般の格闘技をしていて怪我してしまった。あれは体に良くないと思う。でも運動は続けたいと思ってはいるんです・・・ブツブツ・・・」



とブツブツ言い続けて、私から


「じゃあうちで空手やりませんか?」


と言われるのを待っているタイプの人がしばしば来られますが、私からは絶対に言いません。




決意の無い人の相手は時間の無駄だからです。



それだけではなく、その手の人は自分の人生に責任を取る気が最初からないのです。




怪我でもすれば、「あの人が勧めたから怪我した・・・」と言うでしょう。








ここまで読んだのなら、あなたの目標に対して「決意」してください!


「目標を果たすぜぇ! 潜在意識を目標の達成に使うぜぇ!」


と。





それが何かは誰にも、もちろんオレにも、どうせ分らないのですから。









次は、

優秀な潜在意識を、目標の達成に使うために、



『その8』

目標の達成に潜在意識がどう関わるか、明確に具体的に理解する。




(つづく)










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