1000年後へのブログ 氷河期世代のとらわれない暮らし

ある氷河期世代の、常識や過去の経験にとらわれない、暮らしいろいろを題材にしたブログです。

心の術の使い方・・・9



「罪悪感に気をつけろ」


「 自分にとっての幸せとは何か、どうなりたいのか。 あなたが決めなければ、決められるか、成り行き任せになる 」







前回を見てから、なんとか紙に書いてみたという人は、それでもまずいないと思います。





みな、


「書けないんですっ!」


って言いますから。







それだけ、切羽詰まった深刻な願いなんて無いということでもあります。


良かったですね。

結構幸せってことです。


だから、当面は感謝だけしていればいいのです。






突き放しているわけではありません。



現状に感謝しているうちに、



今まで植えつけられてきた心のブロックが剥がれて、



幸せにつながる良い願いが出せるようになるのです。



達成の果てに感謝が生まれるというのは、順番が違うのです。



感謝の気持ちがまず先にあるべきなのです。





『その17』

目標・夢の達成の果てに感謝が生まれるのではない。

目標・夢・動機の根底に感謝があるべき。

それが幸せな人生の秘訣であることを忘れない。








「負の感情」


を動機にスタートすると、やったことある人は知っているでしょう? どこまで行っても幸せになりません。






「欠乏感」

や、

「反発心」

や、

「コンプレックス」

や、

「罪悪感」  


などなど。




どれもメディアがしきりに煽り立ててくる感情ですね。





特に 「罪悪感」 は善人面していることが多いから注意が必要です。



組織が、人が人を操ろうとする時に、一番利用することが多い。





親子関係においてもね、


そうでしょう?






便利ですものね。



でもそれをやると、子供に不幸感が、原罪意識がつきまとうことになりますよ。








罪悪感などに頼らずに、面倒でもしっかり説明し理解させるべきです。





それも、


「何故、それをしてはいけないか」


ではなく、


「何故、そうしたほうが楽しいか」


を。








これは目標をたてる際についても同じです。



「何故、これをなさなければいけないか」


ではなく、


「何故、これをなしとげたら、皆にとって、楽しいか」


プラスの感情を根底において考えること。





例えば、


「ダイエットしないと嫌われるかもしれないから痩せなきゃ」


ではなく、


「ダイエットして〇〇君を、すれ違う皆をビックリさせて振り向かせよう!」(女性の場合ね)


と考える。





やることは食事制限、適度な運動等と全く同じでしょう。


しかしその道のり、ゴールした時の感情はまるで違います。






何回か書いていますが、


「何をするかよりも、どのような気持ちで行うか」


の方が結果にも大きく影響するのです。






そして、


『幸せな人生になるかどうか』


という点においても。




何をするかよりも、どのような気持ちで行うか、その方が大事なのです。




だから、自分の目標をたてる時にしても、人を動かす時にしても、くれぐれもそのことを忘れずに、プラスの動機を、感謝の気持ちを根底においてください。



そしてそれは、なるべくみんなにとって良いものにしてください。







そうすれば、そうしただけ競う生き方を避け、



『天の助け』



を得ることが出来ます。



天とは、



「人」のことです。












とはいえ、罪悪感を利用せずに、毎回ポジティブな視点から丁寧に説得するなんて、大変でやってられませんよね。


躾けようという気があるだけいいんじゃないでしょうか。





世の中には、子供を手っ取り早く黙らせようと、中毒性のある玩具や食品を与え続けている親が沢山いるんですから。



おもちゃもついているし、安いしねって。


あぁ恐ろしい。







小児癌がいつごろから増えたかご存知ですか?


既製品のパンに入っているショートニングの危険性は?



ある病院が調査した結果では都内の先天異常の出生率は6.9%だったんです。

ベトナム戦争の時に、アメリカ軍がまいた枯葉剤ダイオキシンの被爆地の先天異常出生率は5.44%ですけど知ってましたか?





ダメダメこんなの許せない。


もっと世の中に知らせなきゃ。


オレも田舎暮らしとかしている場合じゃないでしょ。







今まで手を付けていなかった、よくバイク乗りがたむろしている峠の入り口の広場の清掃を行いました。


ここは自分で決めたエリアの範囲外でしたが、自分もまたバイクに乗るようになって、峠を走るようになりましたからね。





パッと見からして汚かったけど、2時間半でなんとか綺麗に出来ました。


集めたゴミの回収は市役所に依頼。


全部自分で片付けてしまうと、ますます誰も何もしてくれなくなってくることに気づいたので。







こんなに「環境!環境!」いう奴は多いのに、手伝ってくれる人なんて未だに1人も現れないですね。






世間の 「悪」 を声高に非難している人達だって、捨ててはないってだけで、特に拾いはしていないでしょう?

















広場の奥の凹みに大量の車・バイク関係のゴミ。


オーディオ、ナビ、ワックス、工業用グリース、ブレーキフルード、バッテリー、電池、殺虫剤





凹みには水源地になっている湖につながる配管があって、溶けだしたのはみんな流れ込んでいっていたんですよ。


すぐ近くに浄水場があるんです。

どれだけの発癌性物質が入り込んだと思います?







浄水場は毎日検査して送水しているから安全なはずだって?


いやいや検査や国の基準がそもそも信じられないですから!


企業を優先して、国民の健康をないがしろにしているんです!






あぁ本当に恐ろしい!





オレもこんな「心の技術」とか言ってる場合じゃないでしょう。





フルタイムで浄水場より上流のゴミ拾いして、皆にもペットボトルの水しか飲まないように、街頭で辻説法しなきゃダメでしょ!





それが正しいことでしょ!




























私は空手時代からずっと、いろんな道場で多くの人と出会ってきたんですけど、そのなかで最初の志を果たせずに去っていく人間を山ほど見てきたんです。






「必ず強くなります!」


「黒帯を取ります!」


「チャンピョンになります!」





95パーセントの人は、続かなかったですね。







でもみんなそれぞれ理由があったんですよ。






「学生だし、勉強に集中するべきではないかと思うんです」


「親が体調良くないみたいで近くにいてあげないと」


「彼女との時間をもっと取ってあげたいんです」


「長男だしそろそろ家業を継ぐ気になりました」






もっともな理由です。







世界にはいろんな楽しいこと、有意義なこと、可能性は人それぞれ沢山あります。


私は格闘技だの武道だの、それだけにいつまでも固執し続けるのは、そんなに価値のあることではないと思っています。






でもそれはある程度やってみて、自分で体験してみないと、分からないことですから。



だからやめるなら、殆どの人の最初の目標 「黒帯を取る」 それは果たしてからにした方がいいと思います。






そうでないと、

「挫折体験」

として、何時までも自分の中に残してしまいます。




世間には気にしない人もいると思うんですけど、武道始めるような生真面目な人はそうではないですから。




特に若いころなら、3年前後集中して頑張れば誰でもどうにかなる話ですし、それからいろんなことに挑戦する、時間も機会もまだまだあるわけで。









やめる理由が嘘だったとは言いません。


でもその後に、その理由を大事に守った人がどれほどいたかな。











つまり、


「頑張っているし優秀な面もあるのに、目標や夢が叶わない人の2大悪癖」


である、


「集中できずにブレてしまう・感謝がない」


の話を、「集中」の点についてもう少し話したかったために長い前ふりをしたわけです。








ぶれてしまうんです。


目標に集中し続けることは本当に難しい。




自分の事業が上手くいっていない人で、急に社会的な問題に関心を持ち出す人というのが結構おられる。




政治的な問題や、環境の問題、あといわゆるフリーメーソンがらみの「世界的な陰謀論」とか。




力を入れるといっても、そういうのを仕事もそっちのけで調べ出したりとか、場の空気を読まずに周囲に話したりするようになったりする程度が多いですが。




本業が上手くいっていないんだから、自分の仕事に集中するべきではと言うと、

「オレは世界の正義のために動こうとしているんだ。世界は今危機なんだ。君は知らないだろうがこんなことやこんなことが行われていてだな、私は自分を犠牲にしてもだな・・・」

みたいなことを言う。




まずは、自分の仕事をしっかりでしょう。


自分の本業が上手くいっていない人に、世界のことは任せられないですよ。




気を付けましょう。



人が弱っている時に 『正義っぽいもの』 は忍び寄ってくるんです。





本人も自分の問題から目を背けたいと思っていることが多いから、そういった


「大きくて不透明で、結局のところ誰にもどうにもならない、そして正義っぽい問題」


の中に逃げ込んでしまう。









まずは自分の目標・夢に集中することです。




願い続け、


一番手前のことから、


一つ一つ、


叶えていくことです。






そして常に幸せを感じて生きることが出来る人になったら、その時は世界のこともお願いします。




皆で10人乗りのバスを借りて慣れない場所を走ることになった時、

運転を凄く怖がっている人や、


「前の車煽り気味じゃねぇか?むかつくわ、許せねぇ!」


とやたら怒っている人に、代表してハンドル任せようと思いますか?






そんなこと絶対にしないでしょ?







あなたが幸せでなければ、人を幸せにすることは出来ません。


幸せな世界を作りたいなら、逃げずに、まず自分が幸せになってください。








その為には感謝し、集中することです。



集中するには、そう、明確な迷いの無い目標が要ります。














夕方バイクに乗って峠に行ってみると、ゴミはちゃんと回収されていました。



湖が綺麗、とても幸せな気分。






これが大人の休日。


生きていて良かった。





ハンバーガー食いたい。






「体の術の神髄、心の術の神髄」






自分の内外を流れている力を、「体」を通してまとめ上げ、狙った位置に「ベスト」のエネルギーを発生させる。



これが体の技術の神髄です。







相手に先に一発くらった。


それだって、良いも悪いもありません。






ただの出来事です。






相手のエネルギーを利用して、カウンターのチャンスです。



つまりチャンスなのです。








問題はそれをどう扱うか。







これが「友達」のすることなんですかね? 友達にさせることなんですかね?







相手の重心は前に乗っているんだ! 掴んで! 捻り倒して! 叩き込め!






今度はそれから報告して欲しいですね。



そしたら、ともに祝いましょう!









一方で「心の術」です。




生きていく中では誰にでも、


「良いと感じてしまうようなこと」


「悪いと感じてしまうようなこと」


最初のうちは、大して変わらず起きるでしょう。










それらを「心」を通してまとめ上げ、







「感謝」


に変換する。




これが 「心の技術」 の神髄です。







この


「心の技術」


が、


「実際に起こる具体的な出来事」


を本当に変えていきます。












それに、私の言いたいことは皆さんお気づきでしょう。






感謝の気持ちが湧く心の状態が、すなわち幸せなのです。





私の言う、


「幸せな人」


とは、感謝出来る状態の人のことなのです。









「やってやったぜ!! 思い知ったか!!」


の果てに、幸せはありません。



出来れば、遠回りしないでください。









恐れず、怒らず、不足を訴えず(自虐せず)、



感謝する力、「感謝力」を磨いてください。



そして「感謝」に対する理解を深めてください。




(つづく)

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