「宇宙の声」系の話・・・5
「受験」を「水泳競技」に例えると、
「高校受験」は
「200mメドレー」
見たいなもんでしょう。
決まった4種の泳ぎ方を、それぞれ同じ距離だけ泳げばいいという。
センター試験もちょっと近い所がありますな。
でも「国公立の二次試験」や「私大入試」は違います。
「クロールと平泳ぎだけ」だったり「背泳ぎだけ」だったり。
はたまた「高飛び込み」だったり「水球」だったりすることもあるという。
なんで、ますますただ
「勉強しろ」
「勉強します」
では駄目なわけです。
志望校がどんな問題を出してくるのか?
それを把握したうえで勉強する。
そうしなければ、ものすごく大変なことになってしまいます。
実際に入試直前になって調べてみたら、
「シンクロだった!」
ということもあるのですから。
それをやらないために、なすすべもなく浪人する子や、やたら勉強していた割にそれ程の結果が出ない子が毎年どれほどいるか。
もっとも大量に勉強し、ちゃんと結果を出す子もいます。
高校時代の喜怒哀楽なんてフェイクなのだから、それでいいという考えも分かりますが・・・オレはそういうのもったいなんと思う方なんですわ。
それにそのやり方では、それから先がね。
いつまでも、あると思うな時間とエネルギー。
「敵を知り己を知れば百戦危からず」
これは基本でしょ。
だからやるべきことはこれです。
「さっさと志望校を決める」
いまの成績に関係なく。
それで試験問題を調べて、
「こういう問題が出るから、こういう勉強をしよう!」
と言ってあげられたらいいですね。
ただ、
「勉強しろ!」
ではなくね。
(つづく)