「宇宙の声」系の話・・・4
前回は、「大学受験」は「公立高校受験」とは全く別物ということを、子供だけでなく親も理解してないとダメよという話でした。
こういうことをよく知っている人はさ、
「お前こんなところで何当たり前のこと語ってんの?」
ってきっと思うさ。
よくわかってない人はさ、
「この人ったら受験知識とかひけらかして嫌な感じね!」
って思って、ろくに見ないだろうさ。
良いことあまりない。
だから知ってる人でも書きませんがね、見たことないもん。
結果こういう知識はいつまでたっても広まらず、一部の層しか知らないままでそれが受け継がれる。
「うちの子ったらバカで勉強しなくて困ったもんだわ!」
「うちもそうなの!」
なんて書いてりゃいいんよ。
そうしてりゃ嫌われねぇ。
だからそんな話だらけ。
親もそんな調子だから、進学校の3年生だっていっても、落ちこぼれ組は大学受験の仕組みが分かってない子がほとんどで、だからみんなあっけなく浪人しちまう。
「地球業」のオレが言うのもなんだけど、お金のことも真剣に考えてない。
「私立大学はお金が掛かって大変! どこでもいいから国立大か公立大に受かって!」
位のことしか頭の中に無い。
現実には、文系ならそんなに差はない。
浪人する方がよっぽど金銭的には損だ。
でも最近の子は不景気の中育ってきているから、結構お金のことを気にしていて
「親も言ってるし、なんとなく勉強していてどっかの国立に受かればいいな」
なんて程度の考えのまま受験に突入し、なすすべもなく浪人するか、実力以下の私大に行くことになってしまう。
そんなケースがどれだけ多いことか。
歯がゆいねオレは!
だから書く!
「宇宙の声」とか後回しだよ!
(つづく)