「宇宙の声」系の話・・・8
「パレートの法則」
というのがあって、これは
「重要な2割が、全体の8割分の結果を出している」
というやつですな。
オレが、
「センター試験で8割取るのはそんなに難しくない。つまり法政くらいならなんとかなる」
というのもここからきてます。
センター試験という標準的な内容の試験であれば、最重要な部分を確実におさえただけで、「8割」は取れるからです。
これが「9割」取ろうとすると、一気に勉強時間を増やさなくてはならなくなります。
受験に必要なのは「知識」です。
「暗記」すればいいだけなのです。
「創造性」はおろか「センス」すら要りません。
現代文や小論文のような問題でさえ、「解法」を覚えていれば点数は取れるのです。
問題を作る側にしても、「創造性やセンス」で解く問題を作ることは出来ないのですから。
そうでないと、どんなクレームがくるかわかったもんじゃない。
「ここに『しかし』って書いてあるでしょ?だから主人公の感情は確実にこうなるんです!」
はっきりとした「理屈」があって答えが出る問題以外のものを、作ることはないのです。
だから「解法」を暗記していれば、解けるのです。
結局は「暗記の量、根性」で何とかなることなんです。
で、8割取ることを目指すのなら、その暗記の分量もそんなに多くないから、
「ギリギリ努力だけで誰でも何とかなる(なりうる)範囲だと思うんすよ。
それ以上は、やっぱり人によっては厳しいかもしれない」
と前回書いたんすな。
頭の良し悪しではなく、「根性」が続くかどうかの話だったんすよ。
「受験に必要なのは、暗記と根性だけだ」
とはっきり子供に教えてあげることっすな。
で、「8割はそんなに大変でもないぞ」って。
そんでセンター試験の英語で160点取るには、どれ位の準備が必要かというと、
「こんな程度だよ。
参考書代なんて、5,000円もあれば充分さ」
教えてあげたらいいですよ。
きっと気持ちが軽くなって、やる気が出ることでしょ。
本当に、こんなもんなんですから。