1000年後へのブログ 氷河期世代のとらわれない暮らし

ある氷河期世代の、常識や過去の経験にとらわれない、暮らしいろいろを題材にしたブログです。

「宇宙の声」系の話・・・15


「報連相」が出来るようになること。


そして「定型文」での文章が書けるようになること。






そこからすすんで、



「PDCAサイクル」



を駆使して、自分の夢を叶えていける自立した子になってもらうこと。




これがオレが塾をやっている目的です。



最初からそのつもりでした。























時分が受験を通して学んだ本当の勉強は、「単語」や「公式」ではなく、この部分でしたから。


空手時代の成果も、その延長にあるものでした。






だから伝えたかった!









でも田舎で、しかも山の中で、



「子供にPDCA教える塾」



といっても相手にされるわけないじゃないすか。




だからまず学習塾。



それすら最初は人が来るわけがないから、まずは「空手道場」としてスタートしたんすね。




成績も上がって・・・9月末に締めとして再度の東京訪問。




ただ夢をみさせるために連れて行った夏休み初めの初回とは違い、自分もやれば出来ることが分かったうえでの大学見学。



成城大、明治、青山学院、早稲田、法政、上智を回りました。








帰り道のサービスエリアで慰労会。




この時に、



「まだ勉強を見て欲しかったら、Aクラス以上の学校を目指すことを条件にさせてもらう」



という話をしました。





これからまだ一年以上。



それだけの時間を、もうちょっと頑張ればなんとかなる程度の目標に、付き合うことに使うことは出ないから。


やるからにはお金もしっかりもらうことになるしね、と。






その後、親経由で帰ってきた答えは、



「やれば出来ることは分かったけど、やっぱりあんまり勉強したくない」



というガックリくるものでした。





親御さんも、


「うちの子もやれば出来る子なんだってことは分かったんで、それで満足です」


って、そうか・・・。







とはぁ・・・力が抜けるゼ・・・。




と通りを歩いていたところ、お店によく来て下さっていたご隠居と鉢合わせ、お茶飲んでけよと声を掛けられる。







案内された部屋には



「紫綬褒章」



が飾られてました。







勲章に興味はないけど、オレにはそれがこの夏の頑張りを、こういう形で天に評価されて自分に贈られたくらいに感じたんすよ。


本当に。











でもそれっきり、宇宙の声が聞こえなくなった。



燃え尽きてしまったんですな。



(つづく)




















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