1000年後へのブログ 氷河期世代のとらわれない暮らし

ある氷河期世代の、常識や過去の経験にとらわれない、暮らしいろいろを題材にしたブログです。

心の技術・・・感謝の壁2



さて感謝についてです。



 感謝の意味は私の中ではこうなっています。







「感謝とは、意識を向けた対象から、自分を最も活かす最良の部分を切り出すことである」














私の愛車の一台。



昭和60年製の軽トラック、サンバーです。










私はサンバーに対して感謝で接しています。





サンバーの性質・特質から、自分を最も活かす部分を切り出し、





それを活かして自分が考える最良の機会に恵まれ続け、



自分が考える最良の自分となり、



自分の考える最良の働きが出来ているのです。



ありがとう、サンバー。









しかし、これが分かってもらえることは、まずありませんな。







私がこのサンバーに乗ることには、常に「壁」が立ちふさがり続けています。









それが、




「感謝の壁」



です。













この話は、




『感謝、感謝することの何が具体的に良いのか』



『しかし何故に感謝することは難しいのか』




その点について書いているものです。















私はこの土地に対しても感謝で接してきました。



「感謝とは、意識を向けた対象から、自分を最も活かす最良の部分を切り出すことである」



だからこそ、最良の機会に恵まれ続け、最良の自身となり、最良の働きが出来るのだ、と書きました。











これに納得がいかない場合は、



「自分を最も活かす、とはどういうことか」



そこを掘り下げて欲しいと思います。










あなたは、



「自分を活かす」



ことは何をすることだと一体考えておられるのか?















そうしてきた結果、7年の間にそれ以前の人生で行ってきたことの、何倍ものことが出来ました。





むしろこちらに来て、私は 「やっと本当に生き始めた」 のです。



私は真剣にそう思っていますが・・・








その私にとって、古い軽トラックに乗るということは、この土地で過ごした時間を象徴するような行為でした。




簡単に言いますと、



「周囲の不理解と戦いながら、それでも自分の価値観に従って進む」



という行為の象徴でした。





周囲というのは距離的に近い人というよりも、精神的に近い存在ということになります。










何故、感謝することは難しいのか?



それは周囲から、



「感謝させない力が常に働き続けている」



ということがまずあります。










「感謝だ、感謝。 感謝しろよ」



と人は言います。








しかし言葉は変えてありますが、その何倍も、反対の意味のことを言われていることでしょう。









「お前は足りない、そんなことでどうする? もっと走れ! もっと! もっと! もっとだ!!」




と。









恐れがそう言わせるのです。



相手は不安なのです。







何の分野のブログでもよく見ますがね。



「この点に関してはまぁいいけど、ここの部分はこれだけってなんだよ?



そんなことでそうするんだ?



海外勢との差がますます開いてしまうよ・・・  やる気あるのか!?



あぁこんなことでどうするのやら・・・。




いやいや、オレはお前のことを心配しているからこそ言ってやっているのだぞ!」













「足りない!足りない!足りない!足りない!」















不足に焦点を当てながら、同時に心から感謝することは出来ません。






でも生まれてからずっと、もうそういうのが ぐわっちり と染みついてしまっているんですよ。













『感謝出来ないのは、感謝させない力が常に働いているから』



しかしそれは表面的な問題です。












本当の問題は、



「そういった力に抗うだけの自分自身の価値観を持てていない」



何故なら、



「自分自身を認めることが出来ていないから」




ということです。








1・苦しみ否定


2・『正義』 否定


3・世界を肯定すること


4・自分を認めること





1・苦しまないでください。


2・『正義』 に惑わされないでください。


3・世界の良い所に目を向けてください。


4・自分の良い所を見て認めてください。







4.自分を認めること






これが出来ていないと 「3・世界を肯定すること」 は出来ません。









そう、これが出来ていないと、感謝することもままならないのです。










あなたは自分で自分を認めることが出来ますか?









これが 『感謝の壁』 です。








(つづく)









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