心の術の使い方・・・7
「宇宙は感情、思いである。真理と信念」
『その7』
その優秀な潜在意識を、自分の「 目標・夢の達成 」に使う!と「 決意 」すること!
オレは人に本を勧めるのってあまり好きではないんですよ。
自分も人に勧められて読むかというと、そういうことはないですから。
でも出会う全ての人に、これだけは勧めたいとういう本を一冊上げるとしたら、意外に健康系の本で
『なぜ「粗食」が体にいいのか』 帯津良一 幕内秀夫 三笠書房
です。
内容があるのは、帯津医師の部下である管理栄養士の幕内氏が書いた部分なのですが、これは
・いま病気の人
・病気になりそうな自覚のある人
・家族がそうである、そうなりそうである人
だけでなく、
・これから何かの道を歩き始めたいと思っている人
にぜひ読んで欲しい本です。
内容は、一般的な食生活の常識、もしくは信じてしまいそうなものを、バッサリ斬った子気味良いものなのですが、
「民間食療法」
の部分が特に面白いのです。
要約すると、
・世の中にはマクロバイオテックとか二木式とかゲルソン療法とか、様々な民間食療法がある
・それらはどれも効果を上げることがある
・だが比べてみると内容は「塩分を多くとれ」もしくは「塩分を取るな」など、正反対な点が多い
・調べれば調べるほど、理屈が通らなくなってくる
・共通しているのは、内容が「やたら厳しい」ということ
・結局のところ、何をしているかはそれほど意味は無くて、
「厳しくて体に良いことを今しているんだ!だから治るんだ!」
という患者の思い込みで効果が出ているとしかいいようがない
・だから「思い込みが無い人」には全く効かないし、害になることもある
・自分も食事療法を指導しているけど、食事そのものよりも、積極的に食事療法に取り組もうとする患者さんの心の力、希望の力の方が効いていると思う・・・・・
これはいろんな分野のことに関して言える事なんですよ。
特に若い人は覚えておいてください。
これからあなたが歩く道、正しいことなんてないんです。
「真理」
なんてものも無いんですよ。
あるとすれば、それは
「信理」
だけです。
実は、今までもそうだったんですよ。
「合理的な」理屈なんて、信じることの後から、いくらでも生まれてくるんです。
それこそ陽炎です。
信じる力、信念、
こちらの方が強いんです。
この強い力をつかうこと、それも心の技術です。
『誓心決定するが故に、魔宮震動し、十法の諸仏皆ことごとく認知したまう』
だから、
決意
の無い人は弱いんです。
だから心の技術を使うには、決意してください。
何でもいいんです。
ただその決意は、あなたが何者なのかを表すことになります。
それは忘れずに。
鋼のオレが言うのもなんですが、私たちは肉体ではありません。
斬った爪、抜けた毛があなたですか?
人気のない所で心臓麻痺で倒れて、そのまま土に還りつつある時、肉と土が混ざったような物体があなただと思うのですか?
違うでしょう。
精神が、意識が、決意があなたなのです。
そう、決意無く生きているのは、半分死んでいるのです。
だから、決意の無い人は、流され、追い立てられ、いまいち楽しくない、弱い生き方になってしまうのです。
宇宙は感情・思いです。
ただ、今はもう少し具体的な話をしましょう。
『その8』
目標の達成に潜在意識がどう関わるか、明確に具体的に理解する。
実在意識で決意したことによって、潜在意識が動き出し、まず自分が変わり、次いで環境が変わっていく。
全く不思議なことではありません。
つまり、
「思考は現実化する」
といっても、正確には
『その9』
「思考し目標を定めることで、意識しないところで潜在意識が動き出し、自分の行動を目標に相応しいものに変え、それによって周囲の環境・状況・評価も変わり、次第に目標が現実化されていく」
と、まず、理解する
べきなのです。
(補足)
というのであれば、それはあなたがそこから出る時期が来ているということを教えてくれているということ。
ただし、どんなにダメな組織であっても、現在も存続しているのであれば、有為な人が20パーセントはいるはず。
だから「誰からも全く評価されない」というのであれば(有為な人は「他人をちゃんと評価する」ということもしますから)、まず自分自身を見直すべきです。
「目標・夢を叶えられない理由を考える」
「思考は現実化する」
といっても、正確には
『その9』
「思考し目標を定めることで、意識しないところで潜在意識が動き出し、自分の行動を目標に相応しいものに変え、それによって周囲の環境・状況・評価も変わり、次第に目標が現実化されていく」
・・・・・と、まず、理解する
べきなのだ・・・。
シンプルで、自然な話です。
では何故 「夢を叶えています♪」 という人が世の中には少ないのか・・・・・。
それを知るには、
『その10』
目標・夢がかなえられない仕組みを理解する
これ大事が大事になります。
それを理解することによって、潜在意識をより強力に使えるようになります。
そしてまた、
「 」になる技術
も見えてきます。
『目標・夢がかなえられない仕組み』
1.そもそも最初から「 」が無い。
2.「 」する目標をもっている。 目標をかなえることに「 」がある。
3.かなっているが、「 」いない。つまり「 」が無い。
4.「 」「 」的な目標をもっている。
1.そもそも最初から「 目標・夢 」がない。
ネットやっている人で、本当に衣食住に困っている人はいない。
目標や夢がなくてもいい豊かな時代の中で、ただ
「何か面白いこと起きないかな・・・」
と思っているだけだから。
2.「 相反 」する目標をもっている。
暴飲暴食したい⇔健康でいたい
大金持ちになりたい⇔清貧な暮らしにあこがれる
有名になりたい⇔静かに暮らしたい
愛人を囲いたい⇔道徳的な父親として見られたい
つまり、
目標をかなえることに「 恐れ 」がある。
3.かなっているが、「 気づいて 」いない。 つまり「 感謝 」が無い。
説明不要ですね。
一体何が何処までどう満たされたら、不足を口にするのを止めるというのか。
4.「 競争 」 「 支配 」 的な目標をもっている。
競争的な目標、例えば
「ボクシング世界チャンピョンになる」
「アイドルの〇〇と結婚する」
「総理大臣になる」
これだと同じことを同じ時期に願っている相手、大勢の競争相手が必ずいて、それぞれの願いがぶつかり合いになるので難しくなるのです。
願いがかなう云々の話をすると、
「俺は甲子園目指して必死で練習したけど出れなかった!」
みたいな話が必ず出るのですが、こういう理由です。
ですので、
「すごく腕っ節の強い漢になる!」
「良き伴侶に恵まれる」
「社会に役立つ人物になる」
といった競わない目標にすればよいのです。
必ずかないます。
支配的な目的についても同じです。
相手が「NO」と言うことを願う可能性が高く、やはり願いのぶつかり合いになるため、かなう可能性は極めて低い。
かなったとしても、その時は血まみれでしょう。
これがわかれば、
『その10』
目標・夢をかなえられない仕組みを理解したら、それをひっくり返してみる
のです。
1・最初から「明確な目標」が無い
➊目標を持て!それも明確に、超具体的に! かなう前からそれが実現しているように振舞え!
演じることでですね、目標の達成に必要なものが見えてくるんです。
また夢がかなっているような顔をしている人のところには、いっそう幸運が寄ってくるんです。
それは、
「俺って可哀想な夢のかなわない男、だれかに慰めてもらって当然」
みたいな顔をしている人のところに何が寄ってくるかを考えれば、自然な話だと思うでしょう。
2.「 相反 」する目標をもっている。つまり目標をかなえることに「 恐れ 」がある。
❷その目標は「どうしてもかなえたい!」迷いの無いものに。 決めたら恐れるな!自分の思い込みや既成概念にとらわれるな!
「進学して勉強したいってわけではないけど、親も進学しろって言ってるし、世間の目もあるから取り敢えず〇〇目指すか」
ではダメ。
「俺は学校出たらすぐにバイトしまくって、リヤカーで世界一周に出るぜ! 世間体? 知らねぇよ、興味ねぇよ!」
世間がなんて言うかなんて気にならない位に、自分の中で尊い大切な目標を建てる。
そうすることで潜在意識の働きが、ブレずに、止まらなくなります。
3.かなっているが、「気づいていない」。 つまり「感謝」が無い。
❸日々感謝! 瞬間瞬間、目標は叶っているのだから!
感謝しろ!マジで! その感謝の気持ちが、次の目標への確信に変わる!
そして感謝は「 」への鍵。
4.「競争的」 「支配」的な目標をもっている。
➍争ってはいけない。世界は余りあるほどに豊かなのだから。視点を広げてポジティブで創造的な目標を。
そして、まずは「自分自身」が自分の幸福を感じて生きられるようになることに、ブレずに集中すること。
争わない、ポジティブで創造的な目標は、多くの人の助けを得ることが出来ます。
そして、自分の幸福を感じて生きている人は、他人を支配しようとは思わないから。
このあたりまで来ると、単に「目標をかなえる技術」ではなく、
「 」になる技術
に話が変わってくるのです。
(つづく)