心の術の使い方・・・10
いくら強くなったとしても、相手の動きは決められません。
もちろんレベル差によっては、
ここで下がらせる、ここで攻めさせる、ここで動けなくさせる、
かなりコントロールすることは出来ます。
しかし自分のレベルが上がれば、実際に戦う種類のものであれば、必然的に対戦相手のレベルも上がるわけですから。
それは起こる出来事、接する相手の反応と同じです。
そこに一喜一憂しているうちは、苦しみは続きます。
相手の動き、全体としての力の流れ。
起こる出来事、他者の反応。
それを如何に自分の力に変えるか、
それが体の術の神髄であり、
それを如何に感謝に変換するか、
それが心の術の神髄です。
とオレは思っていますし・・・・・まぁ、ありきたりなオチでしたね。
「感謝が大事」なんて昔からよく言われることだし、
「感謝」
ってシールをあちこちに貼っている人も、結構おられるじゃあないですか。
しかしすぐに形だけになってしまうと。
何故でしょうかね?
我々は、
「感謝」
と言う言葉を、もっと深く探り、捉え直すべきではないでしょうか?
次回からは「好きなことをして暮らす」という流行りのテーマをもとに、「感謝」について進めます。
(つづく)