1000年後へのブログ 氷河期世代のとらわれない暮らし

ある氷河期世代の、常識や過去の経験にとらわれない、暮らしいろいろを題材にしたブログです。

心の術の使い方・・・8




「運命が変わる時」



『目標を、夢をホイホイ叶えるにはどうしたらいいか?』







『その10』

目標・夢をかなえられない仕組みを理解したら、それをひっくり返してみる





1・最初から「明確な目標」が無い

➊目標を持て!それも明確に、超具体的に! かなう前からそれが実現しているように振舞え!




2.「 相反 」する目標をもっている。つまり目標をかなえることに「 恐れ 」がある。

❷その目標は「どうしてもかなえたい!」迷いの無いものに。 決めたら恐れるな!自分の思い込みや既成概念にとらわれるな!



3.かなっているが、「気づいていない」。 つまり「感謝」が無い。


❸日々感謝! 瞬間瞬間、目標は叶っているのだから! 
感謝しろ!マジで! その感謝の気持ちが、次の目標への確信に変わる!



4.「競争的」 「支配」的な目標をもっている。


➍争ってはいけない!世界は余りあるほどに豊かなのだから。視点を広げてポジティブで創造的な目標を。



このあたりまで来ると、単に「目標をかなえる技術」ではなく、



「 幸せ 」になる技術



に話が変わってくるのです。









『幸せになるにはどうしたらいいか?』






『その11』


幸せになるには、まず自分の「      」とはなにか? を「       」必要がある。







「どうにかして幸福になりたい、幸福に生きたいと多くの人が望んでいる。



しかし、幸福とはどんなものであるかということについては、



単に仕合せなことだ


運が良いことだ



位で簡単に片づけ、わかったことにしている」・・・ by 本田静六












はい。

あなたの『幸せの定義』を、4秒以内に書き始めてください。





それは


「                           」


である。






























こちらとしても聞きにくいんですが、


書けましたか?










なんとしても、

一生をかけてでも、

たどり着きたいと、

思ってはいた目的地。









これまでずいぶん苦労を重ねながら走ってきたものの、




それがどこなのかを即答出来るほどには深く考えずに、




煽られるがまま、彷徨い走ってきた自分に気づいた時の衝撃。










途中に「給水ポイント」は何度もあり、ご褒美的に楽しいこともあった。





散々苦しいことをして、時々ご褒美をもらえればそれでOK。



そんな状態を、いつの間にか受け入れていた自分に気づいた時の衝撃。









しかしそれをまず認め、








人間の価値はそんなに低いもんじゃねぇ!



オレはもう受け入れない!







と決心した時、文字通り運命が変る!













次は、今、目の前の、自分の仕事に、まず一層励むことです。





『その12』


結局のところ、その人が、自分が幸せと感じるなら、それが幸せ、ということをまず納得すること





つまり幸せはそれぞれが「感じる」ものであって、「状況」でなければましてや「物質」的なものでもありません。


それらは「二次的」なものにすぎないのです。







「食って寝ての生活」

「無限の富を持つ」




そういった「状況」、それ自体は「幸せ」ではありません。



それを自分の心がどう感じるか。








同様に、


「寝る間もないほど忙しい」

「金銭的に貧しい」


これらの状態も、自分の心の感じ方しだいで 「幸せ」 になりえます。








つまり、

自分の「幸せ」を確立し、何事があっても、自分の幸せを心で自由に作り出せるなら、絶対に攻略不可能な要塞、


「無敵の心の要塞」


を築いたようなものです。








その時、人は初めて


「真の幸福」


を手に入れられます。









あくまで、自分の心で作り出さないとダメなのです。


それしか道はないのです。











なぜなら、環境や物質的なものは、運はいつどうなるかわからないものだからです。



どうなるかわからないものには、


「不安」が必ずつきまとう


そのため、それらから真の心の平安は得ることは出来ません。








資産家に、それでも心身病弱な人が多いのはこのためです。


多く持っているほど、わずかな不安が心身に響いてしまうのです。








一方で、自分の心は、訓練しだいで、コントロールすることが出来ます。





よって、


「〇〇だったら幸せになれるのに」


などと考えたり、口に出したり、書いたりしているようでは、先行き暗い。






友達であっても、あればこそ、そんな発言には不用意に同意してあげないべきです。


オレなんかあっさり付き合い切ります。








『その13』

幸せは、物質でも状況でもないことを、自分が感じるものであることを認識し、


「○○だったら幸せ」


は、もう絶対に口にしない!



自分の心を訓練して、「いつでも幸せ」を感じられるようにし、その幸せに「感謝」すること!








これは、


「自分をごまかして『なんでもしあわせ・・・』と無理してでも納得した方が、まだいいっしょ・・・」


という消極的な話ではないんです。






「感謝の気持ちが現実的な幸せを運んでくる」


のです。





何故か? 




このまま続きます。

















あなたはどういう人なのですか?









正しいことはありません。



ただ、あなたにとって、


「相応しい、相応しくない」


ことはあります。






それを知るには、自分がどういう人間なのか、それを知っていなければなりません。












『その14』

「感謝の気持ちが現実的な幸せを運んでくる」その仕組みを理解する







何故なら、



・感謝を意識する姿勢が、近くの幸せにより気付きやすくさせるから。




つまり自分の内と外の「開いていない宝箱」を発見する率が上がるのです。




あとはそれを活かすだけです。






・いつでも感謝の態度が表に出ている人には、幸せが寄ってくるから。



いわゆる 「引き寄せの法則」 が発動するわけです。




そういう法則を出すまでも無く、いつでも

「オレが機嫌悪いのは、お前らが馬鹿だし世の中が糞だから当然のこと」


みたいな顔をしている人間に何が寄って来ているかを考えれば、自然なことだとすぐ分かります。






・「プラスエネルギーのもので、少ないもの」にはそれだけで価値が出るから。


世間に日々感謝して過ごしている人は少ない。 


だからそれだけでその人の「価値」が上がるのです。





反対に、世の中に対して不足を訴えたり、怒ったり、恐れたりしている人は、大勢います。




ネット時代になって、その数はますます増えています。



そういう状態でいると、マイナスエネルギーにとらわれるだけでなく、本人の「価値」もどんどん下がっていくから、状況はますます悪くなっていくのです。






そういう人は早いうちに大病を患います。



それでも態度を改めないでいると、こんどは周囲の人間が相手をするのに参ってしまって、結局病気になります。



怒ってる人間の相手をするほどストレスなことはないですから。



それでも本人はまず変わりません。








何故なら、



「オレは『正義』のために怒っているのだから、やめるわけにはいかない」



と思っているから。







自分が「正義」であるためには、天下麻のごとく乱れ続けていてもらわなくてはならないから、社会の悪い情報を必死で集め続けます。



そうすると、当然ながらますます心身は硬直し、状態が悪くなっていくのです。








こうなってくると、家にお金がある場合は「霊能者」がやって来ることもあるでしょう。



彼らは情報網を持っていて「不幸情報」をマメに収集していますから。







また身内の誰かが連れてくるかもしれません。



「この家は悪霊に取り憑かれている」



と霊能者は言うでしょう。




周囲はそう言ってくれるのを期待していることを、霊能者は知っています。


そうすれば責任を悪霊に転嫁できるからです。






そのかわりに魂の一部を霊能者に譲り渡すことになります。



もちろん悪霊などいません。







あえて悪霊と呼ぶとすれば、


「感謝の無い態度、変な頑固さ」


がそれです。















でもこれも学びなのです。


だから、長い目で見れば、他の全てと同じように、役立つことになりうるのです。









【頑張っていて優秀であるにもかかわらず、目標を達成できないし幸せにもなれない人に共通して見られる2大悪癖】



それは、前に書いた、



「目標に対しフォーカスし続けられずにブレてしまう」



そして、この



「感謝の無さ」



です。









『その15』

目標・夢を叶えるのにも、幸せになるのにも、自分の「心の訓練」が必要だということを認識する







感謝するのにも、訓練がいるんです。



「感謝は大事だよね、うん、気を付ける」




そんな程度では、全然足りない。







だから、実際に何も変わらないはずです。










「感謝」という言葉についても、捉え方はかなり違うでしょう。



例えば、



「自虐」



する人というのはリアルでも、ネットでも結構おられる。



自虐というのは、聞かされる側にとってハッキリ言って負担にしかならんわけです。



でも止めない。







それは一つは、対人関係において自虐することで相手が「加減」してくれるのではないかと考えるからでしょう。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


スパーリング前に相手に 「怪我アピール」 するタイプというのがいます。



「加減してくれ」


とは言わない。



ただ、


「今日ちょっと首を痛めていて・・・」


とちらっとだけ言う。





私は本来は相手の技をまず受けて、良い所を引き出すタイプですが、そういうタイプは逆にすぐに終わらせます。


スパーリング相手に気を使わせ、気を緩めさせることで、相手にいつか怪我をさせるタイプだからです。


同じことをしていても、気が抜けていると怪我をするのです。


だから、そういうマネはもうやめろ、それか休んでろと教えるわけです。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



そしてなにより、「自虐」 を 「謙譲」 とごっちゃにして、美徳、つまり「正しいこと」だと思っているからでしょう。





しかしです、



自虐するというのは、自分に与えられてきたもの、いま与えられているものに、感謝が無いということです。








それに気付いたなら、もう止めましょう。



誰の為にもなりません。








ましてや伴侶や子供を、自分の所有物だとでも勘違いしているのか、鬼嫁だの愚息だの言うのは論外です。



それは普通に罪です。









『その16』

自虐は感謝が無いことだと理解し、二度としないと誓う








ことあるごとに、


「ありがとう」

「ありがたい」



を 『口に出す』 ことを連発してみてください。



最初は感情がこもっていなくてもいいです。



先ずは、そこから。



そしてそこからしか始められません。






一日に40回位、口に出してみてください。







かといっていつまでも何も考えないまま、1000本ノックのようにアリガトウ、アリガトウと唱えるのはオレは嫌いですが。










目標・夢を叶える、幸せを感じて生きるようになる・・・・・




それには心の術を、毎日練って練って練って、訓練しなければならないのです。





その訓練は、



・恐れず


つまり、


・怒らず


・不足を訴えず


そして、



・心に明確な目標を立て、決意し、達成を確信し感謝し、その気持ちを維持し続ける







決して、「容易じゃねぇ。」 










ここを熱心に見ている人でも、



「自分にとっての幸せとは何か、どうなりたいのか」



しっかり考えて、イメージし、紙に書く人は、ほぼいない、100人中3人程度でしょう。



それは、私はセミナーやカウンセリングをやっているから分かります。








だからほとんどの人は、何も変わらない。









そのうちに、


「何が心の術だ!馬鹿にしやがって!」


とか、


「自己啓発とかそういうのに興味を持っちゃったこと、俺もあるんだよね~」


と言うようになるでしょうね。



でも、



クラッチ踏んで、ギアを入れて、アクセル踏んで、クラッチ戻す



それをやってくれないことには、車は動くわけないでしょ。



ちゃんとやってみてから言ってくれ。







もちろん最初はそれほど大したことは出来ません。



でも雪だるまと一緒です。




最初はハンドボール程度の大きさでも、



体験し、学ぶ、実感し、体験し、学ぶ、納得し、強化する・・・・・



一回転するごとに、加速度的に大きくなっていくのです。











こういう話に抵抗を感じたり、からかいたくなるのはわかります。



「誰でも強くなれる! イラスト 空手道入門」



を本屋で必死に立ち読みしてるガリガリ君を、からかいたくなるヤンキー少年の気分でしょう。







たしかに、そのガリガリ君はたぶん強くならないと思います。






かといって、その本に書いてあったことが、無意味だったわけではないし、全てが嘘だったわけでもない。



どこを見るかはあなた次第。





決めつける必要はないし、身近(?)な私が


「とはいえ、うちの子供にはそういう体験はして欲しくない」


と言う人もいる状況から変わるのを見てきたのですから、決めつけることは出来ないはずです。









好きな方を選べばいいのです。



その選択が、起こる出来事を決めます。















覚えておいてください、



「自分の幸せとはなにか、どうなりたいのか…」



あなたが決めなければ、他の誰かが喜んで決めてしまうでしょう。





そういうチャンスを狙っている人は、大勢います。



それか、成り行きまかせの人生になるだけです。








繰り返しますが、




あなたが決めなければ、決められるか、成り行き任せになる




のです。








でもそれが、自分が本心では望んでいることなら、それでいいのです。




でもそれならば、少なくとも、社会を非難したり、運命を呪ったりするのはやめることです。


あなたが本心から望むものは、今まで与えられてきたし、これからも、与えられるのですから。



ありがてぇ  ことですね。



ありがてぇ・・・



はい、セイアゲイン。



ありがてぇ・・・



ありがてぇ・・・





(つづく)









心の術の使い方・・・7



「宇宙は感情、思いである。真理と信念」





『その7』


その優秀な潜在意識を、自分の「 目標・夢の達成 」に使う!と「 決意 」すること!






オレは人に本を勧めるのってあまり好きではないんですよ。


自分も人に勧められて読むかというと、そういうことはないですから。





でも出会う全ての人に、これだけは勧めたいとういう本を一冊上げるとしたら、意外に健康系の本で



『なぜ「粗食」が体にいいのか』  帯津良一 幕内秀夫  三笠書房



です。





内容があるのは、帯津医師の部下である管理栄養士の幕内氏が書いた部分なのですが、これは


・いま病気の人

・病気になりそうな自覚のある人

・家族がそうである、そうなりそうである人


だけでなく、


・これから何かの道を歩き始めたいと思っている人


にぜひ読んで欲しい本です。





内容は、一般的な食生活の常識、もしくは信じてしまいそうなものを、バッサリ斬った子気味良いものなのですが、


「民間食療法」


の部分が特に面白いのです。






要約すると、


・世の中にはマクロバイオテックとか二木式とかゲルソン療法とか、様々な民間食療法がある


・それらはどれも効果を上げることがある


・だが比べてみると内容は「塩分を多くとれ」もしくは「塩分を取るな」など、正反対な点が多い


・調べれば調べるほど、理屈が通らなくなってくる


・共通しているのは、内容が「やたら厳しい」ということ


・結局のところ、何をしているかはそれほど意味は無くて、


「厳しくて体に良いことを今しているんだ!だから治るんだ!」


という患者の思い込みで効果が出ているとしかいいようがない


・だから「思い込みが無い人」には全く効かないし、害になることもある


・自分も食事療法を指導しているけど、食事そのものよりも、積極的に食事療法に取り組もうとする患者さんの心の力、希望の力の方が効いていると思う・・・・・








これはいろんな分野のことに関して言える事なんですよ。





特に若い人は覚えておいてください。


これからあなたが歩く道、正しいことなんてないんです。






「真理」


なんてものも無いんですよ。


あるとすれば、それは


「信理」


だけです。



実は、今までもそうだったんですよ。





「合理的な」理屈なんて、信じることの後から、いくらでも生まれてくるんです。


それこそ陽炎です。





信じる力、信念、


こちらの方が強いんです。




この強い力をつかうこと、それも心の技術です。










『誓心決定するが故に、魔宮震動し、十法の諸仏皆ことごとく認知したまう』





だから、


決意


の無い人は弱いんです。







だから心の技術を使うには、決意してください。


何でもいいんです。






ただその決意は、あなたが何者なのかを表すことになります。


それは忘れずに。










鋼のオレが言うのもなんですが、私たちは肉体ではありません。



斬った爪、抜けた毛があなたですか?




人気のない所で心臓麻痺で倒れて、そのまま土に還りつつある時、肉と土が混ざったような物体があなただと思うのですか?




違うでしょう。






精神が、意識が、決意があなたなのです。




そう、決意無く生きているのは、半分死んでいるのです。



だから、決意の無い人は、流され、追い立てられ、いまいち楽しくない、弱い生き方になってしまうのです。





宇宙は感情・思いです。








ただ、今はもう少し具体的な話をしましょう。





『その8』

目標の達成に潜在意識がどう関わるか、明確に具体的に理解する。





実在意識で決意したことによって、潜在意識が動き出し、まず自分が変わり、次いで環境が変わっていく。


全く不思議なことではありません。






つまり、

「思考は現実化する」

といっても、正確には


『その9』

「思考し目標を定めることで、意識しないところで潜在意識が動き出し、自分の行動を目標に相応しいものに変え、それによって周囲の環境・状況・評価も変わり、次第に目標が現実化されていく」

と、まず、理解する



べきなのです。




(補足)


というのであれば、それはあなたがそこから出る時期が来ているということを教えてくれているということ。


ただし、どんなにダメな組織であっても、現在も存続しているのであれば、有為な人が20パーセントはいるはず。

だから「誰からも全く評価されない」というのであれば(有為な人は「他人をちゃんと評価する」ということもしますから)、まず自分自身を見直すべきです。








「目標・夢を叶えられない理由を考える」



「思考は現実化する」


といっても、正確には



『その9』

「思考し目標を定めることで、意識しないところで潜在意識が動き出し、自分の行動を目標に相応しいものに変え、それによって周囲の環境・状況・評価も変わり、次第に目標が現実化されていく」


・・・・・と、まず、理解する




べきなのだ・・・。








シンプルで、自然な話です。


では何故 「夢を叶えています♪」 という人が世の中には少ないのか・・・・・。







それを知るには、



『その10』

目標・夢がかなえられない仕組みを理解する




これ大事が大事になります。







それを理解することによって、潜在意識をより強力に使えるようになります。



そしてまた、


「        」になる技術


も見えてきます。













『目標・夢がかなえられない仕組み』



1.そもそも最初から「      」が無い。


2.「       」する目標をもっている。 目標をかなえることに「      」がある。


3.かなっているが、「          」いない。つまり「      」が無い。


4.「      」「      」的な目標をもっている。











1.そもそも最初から「 目標・夢 」がない。



ネットやっている人で、本当に衣食住に困っている人はいない。


目標や夢がなくてもいい豊かな時代の中で、ただ


「何か面白いこと起きないかな・・・」


と思っているだけだから。






2.「 相反 」する目標をもっている。



暴飲暴食したい⇔健康でいたい


大金持ちになりたい⇔清貧な暮らしにあこがれる


有名になりたい⇔静かに暮らしたい   


愛人を囲いたい⇔道徳的な父親として見られたい  



つまり、

目標をかなえることに「 恐れ 」がある。

 






3.かなっているが、「 気づいて 」いない。 つまり「 感謝 」が無い。



説明不要ですね。

一体何が何処までどう満たされたら、不足を口にするのを止めるというのか。




 

4.「 競争 」 「 支配 」 的な目標をもっている。



競争的な目標、例えば


「ボクシング世界チャンピョンになる」

「アイドルの〇〇と結婚する」

「総理大臣になる」


これだと同じことを同じ時期に願っている相手、大勢の競争相手が必ずいて、それぞれの願いがぶつかり合いになるので難しくなるのです。



願いがかなう云々の話をすると、

「俺は甲子園目指して必死で練習したけど出れなかった!」

みたいな話が必ず出るのですが、こういう理由です。






ですので、


「すごく腕っ節の強い漢になる!」

「良き伴侶に恵まれる」

「社会に役立つ人物になる」


といった競わない目標にすればよいのです。




必ずかないます。








支配的な目的についても同じです。


相手が「NO」と言うことを願う可能性が高く、やはり願いのぶつかり合いになるため、かなう可能性は極めて低い。


かなったとしても、その時は血まみれでしょう。









これがわかれば、


『その10』


目標・夢をかなえられない仕組みを理解したら、それをひっくり返してみる



のです。





1・最初から「明確な目標」が無い

➊目標を持て!それも明確に、超具体的に! かなう前からそれが実現しているように振舞え!

演じることでですね、目標の達成に必要なものが見えてくるんです。

また夢がかなっているような顔をしている人のところには、いっそう幸運が寄ってくるんです。




それは、

「俺って可哀想な夢のかなわない男、だれかに慰めてもらって当然」

みたいな顔をしている人のところに何が寄ってくるかを考えれば、自然な話だと思うでしょう。






2.「 相反 」する目標をもっている。つまり目標をかなえることに「 恐れ 」がある。

❷その目標は「どうしてもかなえたい!」迷いの無いものに。 決めたら恐れるな!自分の思い込みや既成概念にとらわれるな!


「進学して勉強したいってわけではないけど、親も進学しろって言ってるし、世間の目もあるから取り敢えず〇〇目指すか」

ではダメ。




「俺は学校出たらすぐにバイトしまくって、リヤカーで世界一周に出るぜ! 世間体? 知らねぇよ、興味ねぇよ!」


世間がなんて言うかなんて気にならない位に、自分の中で尊い大切な目標を建てる。


そうすることで潜在意識の働きが、ブレずに、止まらなくなります。






3.かなっているが、「気づいていない」。 つまり「感謝」が無い。


❸日々感謝! 瞬間瞬間、目標は叶っているのだから! 
感謝しろ!マジで! その感謝の気持ちが、次の目標への確信に変わる!




そして感謝は「     」への鍵。







4.「競争的」 「支配」的な目標をもっている。

➍争ってはいけない。世界は余りあるほどに豊かなのだから。視点を広げてポジティブで創造的な目標を。

そして、まずは「自分自身」が自分の幸福を感じて生きられるようになることに、ブレずに集中すること。



争わない、ポジティブで創造的な目標は、多くの人の助けを得ることが出来ます。

そして、自分の幸福を感じて生きている人は、他人を支配しようとは思わないから。








このあたりまで来ると、単に「目標をかなえる技術」ではなく、



「       」になる技術


に話が変わってくるのです。




(つづく)

心の術の使い方・・・6






『その3』


では何故思考が現実化するか、「目標・夢」を明確にすることで、それに見合った「環境・状況」が作り出されるのか、それを「理屈」で理解しなくてはならない。


そしてそれには、思考を生み出す「        」の仕組みを理解すること。






 「心の仕組みを把握する」



「思考は限りなく100パーセント現実化している」



それが現実なのだから、それを踏まえて、自分の思考の内容をポジティブなものにした方が、自分にとって得。



納得していただいたところで進みます。



では何故思考が現実化するか、「目標・夢」を明確にすることで、それに見合った「環境・状況」が作り出されるのか、それを「理屈」で理解しなくてはならない。



『その3』


そしてそれには、思考を生み出す「 自分の心 」の仕組みをまず理解する必要がある。


のです。






まず、

『その4』

心には「    意識」 と 「    意識」があるということを理解すること。






『心の仕組み』


《アウターマインド(外の心)》      

・普段の意識、自我、エゴ          
・外の世界を見て「願い」を考える      
・自由な役者                
 
・つまり、「 実在意識 」 


        


《インナーマインド(内の心)》


・深層心理(「心で撃て!」の時の心」
・自分の考えはない
・「願い」を叶える裏方



・つまり、「 潜在意識 」







つまり、

『その4』

さらに心には「 実在意識 」 と 「 潜在意識 」があるということを理解すること。




人によっては第3の存在として自律神経的な働きを担う「ディーパマインド(深い心)」を入れてきたりもします。



ただ「心」という言葉が何を指すかは、文化によってまちまちなので、今は大体で考えてください。








それほど違和感はないと思います。





胡散臭い、


「潜在意識」


という言葉が出てきたことを除いては。





ですので、



『その4』

心には「 実在意識 」 と 「 潜在意識 」があるということを把握すること。




それのためには、



『その5』

まず(胡散臭い)「 潜在意識 」の存在を確信しなくてはならない。




のですね。




普通の人はそれすら信じていないというか、拒絶するので。








人はかなり簡単なことでも、慣れない動作を行う場合は、「実在意識」を使って「意識的に」行動します。


初めて携帯で文字入力をした時のように。


「あいうえお、お。は、は。やゆよ、よ。あいう、う。・・・おはよう」






一方で、歩くことなどは、2足歩行ロボット開発の苦労を見ても分かるように、本来非常に高度な制御が必要な難しいことです。




しかし人間は、意識しなくても「実在意識」を使わなくても、その高度な制御を行っています。


つまり、「実在意識」とは別の何か、その高度な制御を裏で行う「潜在意識」が確実に存在するのです。







少し考えれば不思議じゃないんですが、「潜在意識」という言葉の胡散臭さが、それさえもさせないのです。





実際私も「潜在意識」という言葉を外で見るの嫌ですし。






さえないオッサンが、

「潜在意識をコントロールすることで夢は叶う!」

とか言ってるやつを想像してしまうのでしょう?




言いたいことはわかります。




でも「現実」にはそういう人ばかりではないですから。



私も違うし。






それが判断出来る自信が、自分にありますか?









私がいろんなことに関して、

「目に見える形での体現」




に非常に拘っているのは、こういう話を堂々として、特に精神世界に拒否感を持っている多くの男性に受け入れてもらいたいからです。






ともかく、普段の意識、「実在意識」とは別に「潜在意識」みたいなものが存在することは納得して頂けたでしょう。


無いというのであれば、あなたは「意識して」呼吸をしていることになります。




では、


『その6』


「潜在意識」はとても「     」だということを理解しておく。







歩くことなど、日常動作は非常に難易度の高い動作なのです。


にもかかわらず、「潜在意識」はそれらを正確に、それも超高速でこなしています。





また昔から、


「無念無想の技」


と言うくらいで、戦いの場の様な極めて特殊で意識的な条件においても、無念無想つまり、



実在意識(自我・エゴ)を取り払って、潜在意識に任せる方が良い動きが出来る


(オイゲン・ヘリゲルの『弓と禅』では、「では誰が射るのか?『仏陀』が射るとでも言おうか」という阿波研造範士の言葉を紹介しています。)


その事を、昔から人は知っています。





だから座禅したり、滝に打たれたりして、実在意識を消し、潜在意識を表に出す訓練をしてきたわけです。





というわけで、



『その6』

「潜在意識」は(存在するし)とても「 優秀 」だということを理解しておく。







次は、


『その7』

その優秀な潜在意識を、自分の「        」に使う!と「     」すること!



です。





 「ウォーキングの時代から」


うちの家の前は、ドライブコースでもあり、サイクリングコースでもあり、ランニングやウォーキングのコースでもあります。



サイクリストはかなり多いですね。



そしてウォーキングの人も、老若男女、当たり前のようにかなりの数の人が歩いています。



「健康とか美容のために」



ってことで立ち漕ぎしたり、テクテク歩いておられるのでしょう。






これは凄いことだと私は思います。


30年前は、そんな人は地方にはあまりいなかったですから。





60年前だと殆どいなかったでしょうし、余程の都会でもなければ、危ない人扱いされたでしょう。


私の実家のあたりだと、わずか四半世紀前でもそうでした。





それだけ社会が物質的に豊かになったし、健康、


「身体」


に対する人の意識が変わったということですね。








だから今度は、


「精神」


心に対しても、意識を変えていって欲しいと思うのです。



そして、それが私の役割です。








中学の国語の教科書に、


山本周五郎氏の  『内蔵允留守』(くらのすけるす)


が載っていて、それを読んだとき私は凄くショックを受けました。





「あらすじ」

田舎に隠居している剣の達人「内蔵助」を訪ねた熱心な青年剣士の主人公。

しかし内蔵助は留守。

近所の農家に居候し、農作業の手伝いをしながら内蔵助の帰りを待つ。

その生活の中で心に変化が起き、剣を捨て、就農する道を選ぶ。

居候していた農家の主が内蔵助だった。




「これが自分の生き方だ!」 


と。








でも・・・・


でも・・・・







「オレ特に強くもなんともないんだけど? どうすりゃいいの?」








強くなるあてもない、

このまま生きていてある気もしない。




でも強くならないと、この主人公のようにそれを捨てることは出来ない。



これは遠い道のりだな・・・と、ショックを受けたのです。







それでも、


・地元で出来る範囲で何か始める

・進学で上京のチャンスをつかみ、本格的に始める

・怪我、挫折、就職、病気、上手く付き合い継続する


なんとかなりました。





それで第一段階を達成してみて、


「はて?就農するのが自分の役割か?」


と考えてみると・・・、


そうではなかった。




自分にそっち方面の適正はなかったし、

なにより社会に食べ物、物質は溢れている時代ですから。


(食べ物に農薬とかいろいろ問題があるとされていることはともかく)






それよりも、自分もそうであったように、


「精神の飢餓状態」


そのことのほうが、取り組まなければならない問題、取り組みたい問題だと思いました。



それで今の形態になったのです。







人がここ数十年の間に、身体のケアには意識を向けるようになったように、


「精神」


心に対しても、意識を向けていって欲しい・・・。






あなたは、そういう時代が、来ると思いますか?





私は来ると確信しています。






私がバリバリ現役の頃、20年前。

練習においても、試合においても、


「イメージトレーニング」


にかなりの時間を割いていましたし、強烈な効果がありました。





試合中のイメージだけでなく、


会場までの道のり、挨拶して、バンテージ巻いて、トロフィーを受け取って、でもおめでとうを言ってくれる人はそれほどいなくて、帰りにミスタードーナツで一人祝勝会をして・・・


徹底的に。



その通りになりました。




その頃自分の周囲には、そういう人はいたかな?


今は、どんな競技でもトップの選手は必ず取り入れているでしょう。




でも30年前に、アメリカとかのアスリートはともかく、日本の高校の部活でそんなこと言ったら、


「何言ってんだ、そんな暇あったら腹筋でもやれ!トンカツ食え!」


って言われたでしょうね。






わずか数十年で、変わるものです。



だから、私は精神の時代が来ると確信し、やるぞ!と決意しています。







あなたは、どうですか?





あなたは何をするつもりですか?














『その7』

その優秀な潜在意識を、自分の「 目標・夢の達成 」に使う!と「 決意 」すること!






「決意」がないとダメなんですよ。






目標を叶えられない人の悪癖(中サイズ)が、決意を恥ずかしがって避けることなんです。







うちまで来て、


「筋トレや一般の格闘技をしていて怪我してしまった。あれは体に良くないと思う。でも運動は続けたいと思ってはいるんです・・・ブツブツ・・・」



とブツブツ言い続けて、私から


「じゃあうちで空手やりませんか?」


と言われるのを待っているタイプの人がしばしば来られますが、私からは絶対に言いません。




決意の無い人の相手は時間の無駄だからです。



それだけではなく、その手の人は自分の人生に責任を取る気が最初からないのです。




怪我でもすれば、「あの人が勧めたから怪我した・・・」と言うでしょう。








ここまで読んだのなら、あなたの目標に対して「決意」してください!


「目標を果たすぜぇ! 潜在意識を目標の達成に使うぜぇ!」


と。





それが何かは誰にも、もちろんオレにも、どうせ分らないのですから。









次は、

優秀な潜在意識を、目標の達成に使うために、



『その8』

目標の達成に潜在意識がどう関わるか、明確に具体的に理解する。




(つづく)