1000年後へのブログ 氷河期世代のとらわれない暮らし

ある氷河期世代の、常識や過去の経験にとらわれない、暮らしいろいろを題材にしたブログです。

1000年後へのブログ・・・偏頭痛を治そう③


今日くらい暑くなると、日中の散歩は主に川の中になる。



ワンコは小さい頃から川に入っているので、水が好きだ。








『偏頭痛を治そう③』




会社を辞めて、しばらく家の周辺でゴロゴロ。



この頃頭痛がどうだったか、あまり覚えていないのですがそれほど変わっていなかったかもしれません。


なにしろ将来への不安が大きかったですから。




かといって慌てて次の仕事を探すようなことはせず、丸3か月はしっかり休みました。

今はもっともっと休めばよかったのにと思います。



でもその時は無理でしたね。






次の仕事の関係で、東京を離れ埼玉のはずれに移ることになりました。


新しい職場の事務所からは河原沿いの遊歩道が見え、夕方5時頃には犬と散歩している年配者の姿をよく見かけることが出来ました。





それを鎮痛剤を飲みながら窓から見ていて、


「どうして今、自分がああいう風に過ごすことは出来ないのだろうか?」


そう強く思いました。



何故だと思いますか?



私もその時はわかっておらず、頭も痛いままでした。







今度の仕事は家の骨組みの設計で、一日の半分以上をモニターを見ていれば、頭が痛くならないわけがないことは分かりそうなものなのですが、環境を変えれば大丈夫かなぁという甘い見込みでした。



しかしそれだけモニターを見ていても「別に平気」という人は大勢おられました。


前の職場に「徹夜も一日ならどうってことない」という人が大勢いたように。




「どうして自分にはそれが我慢が出来ないんだろうか・・・」



と自分をまた責めていました。




しかし自分を責めてばかりいてもしかたがありません。



自分に出来る部分は、朝の掃除とかは、人より頑張るようにし、週末は気晴らしに周辺をドライブするようになりました。






この時、私は初めて群馬県の魅力に気づきました。


 引っ越した埼玉のはずれの方にはあまり馴染めなかったのですが、ある休日に足を伸ばし、神流川を渡り藤岡市に入るとすぐに、


「いろいろなことが変わった!」


というふうに感じたのです。


まず道が良い。


渋滞が少なく流れている。


危険な空気を醸し出す車が目に見えて減る。


落書きが見当たらなくなる。


関東平野が終わり、気持ちの良い起伏が現れだす。


何故か路肩の雑草までもが青々として美しい。






3月頃頃から群馬の田舎への移住を真剣に模索しだし、6月には転職先を辞め移住先探しに専念。


結果的に11月の終わりには移住は完了していました。





田舎への移住 「方法」 自体は、探せばいくらでもあります。

手元に10万円も無くても出来ます。


いろんな方法、支援策が準備されている時代ですから。





方法、お金、


それは実は問題ではないと。



本当に問題なのは、やはり自分の心の問題なのです。





私の場合でも、田舎暮らしをするにあたって各方面からいろいろ言われました。




「そんなことは無理だ」


「誰でも一度は考えるんだよ」


「田舎をわかっていない」


「世の中をなめている」



なにより、



「転職して一年もたっていないのに、辞めるなんて・・・」



これが自分でも一番引っかかっていたので、こたえました。


1000年後の人にはわからない悩みかもしれませんね。






でも、自分で決めることなんです。



客観的に見て上手くいこうが、いかなかろうが。



自分で決めて、勇気を奮って進むことが一番大事なんです。



確かにこれは怖いことでした。



でも、自分に一番大きな見返りをもたらすのも、この姿勢でした。



それは今でもそうですが。


そもそも、今の時代に自由に生きている人というのは、まずいない。


出会ったことありますか?





私はなかったです。



挑戦してみた、という人にすら会ったことはなかったです。



だから、自由に生きようとするにあたって、参考になるアドバイスをくれる人なんて、会えるもんじゃないんです。




今になってみると、言われたいろんなことは、みんな頓珍漢でしたね。


それはそうです。




彼らはやってみた経験が無かったのですから。



そんなの当てにしてちゃダメです。




『偏頭痛を治すコツ』


・人の意見は気にしない。 どうしても聞きたいなら、自分がやりたいことが出来ている人、そういう人に聞くこと。






それは時間がたってからでないと分からなかったのですが、移住して2月後に「リーマンショック」が起き景気は悪化、その後だと私たちの移住話は流れてしまうところでした。

機会を逃さずに、移住していて良かったです。 


まさに間一髪でした。





「タイミングは大事です。でも恐れて慌てるのは良くないですが」


まぁ、こう言うのは簡単です。



ではその境目は何処か?


そこが重要になってくると思いますが、それは



「どうしてもそれがやりたいか、そうしている姿を気持ち良くイメージ出来るか」



そこが境目だと私は考えています。



というわけで、偏頭痛が切欠で、


「田舎暮らし」


をするようになったのでした。





ここで今まで書いてきた『偏頭痛を解決するコツ』を確認してみたいと思います。



・毎日体を適度に動かす習慣

・安らげる家庭を作ること

・危ない時は塩分を取ってみるのがいいかも

・体を冷やさないこと、薄着に注意

・何度も精密検査を受けるのは逆に心身の負担になるだけ

・薬に頼るのも無茶

・海をのんびり見るのはワザとらしいけどやっぱり結構効く 

・食器棚の上に物を載せる 、頭より高い位置の枝をノコギリで切ったりする、そういった動作は極力避ける

・枕と眼鏡と服くらいは、すぐに体ちゃんとに合ったものに

・自分に優しく、与えましょう


・人の意見は気にしない


【追加補足】


・強い光は避ける


・刺激臭も避ける



こうやって見ると、

「体」

に関することと、


「心」


に関すること、



2つの路線があるように見えると思うのです。



例えば、


・毎日体を適度に動かす習慣


・体を冷やさないこと


等は「体」に関すること。




一方で、


・安らげる家庭を作ること


・自分に優しく、与えましょう


等は「心」に関することだと。






しかし私は両方とも「心の問題」だと考えています。



 例えば、



 「なぜ毎日適度な運動をしないのか?」



それは一見すると「体の問題」に思えても、実は「心の問題」です。  





「体を冷やさないこと」


にしてもそうです。



いくら厚着したところで、心が冷えている人は体も凍っています。





「枕と眼鏡と服くらいは、すぐに体ちゃんとに合ったものに」


これにしても、一見は体、というか経済の問題のように思えても、実は



「自分に与えられないという心の問題」



が根底にあるのです。







 検査しても異常が見つけれられないような頭痛、それを解決するにあたっては「肉体」ではなく



「心」



に目を向けることが必要なのです。




心の在り方 → 思考 → 行動 → 行動パターン(日常生活)→ 体を、体の問題を作り出す


のですから。



このことを受け入れられるかが、境目になってきます。






つづく。









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